マーケティング研修

市場が求める商品やサービスを創り出し、顧客に価値を提供するためのマーケティング戦略を学ぶ

マーケティングとは

マーケティングとは、製品・サービスの提供における企業活動の総称であり、顧客を維持・創造する活動であるといえます。
顧客のニーズに合った、顧客にとって価値のある自社の製品・サービスを、様々な事業活動を通じて提供していく中で、顧客との長期的な関係を構築し事業発展につなげていくことを目的としています。
マーケティング戦略を考えるときに、様々な分析ツールを活用するため、どうしても分析手法などに目が行きがちですが、本質的には、分析した結果を踏まえてそこから何を読み取り、どのように具体的な戦略に落とし込むかがポイントになります。

 

研修の狙い

  • マーケティングに必要な基礎知識を学ぶ
  • マーケティングのフレームワークを事例演習を通じて身につける
  • マーケティング理論を活用し、自社(商品)の価値創造を図る

プログラム

※内容は、貴社のご要望に応じ、カスタマイズが可能です。
※時間の目安は10:00~17:00です。

1.マーケティングの基本

(1)マーケティングとは
 ①そもそもマーケティングとは何か?
 ②何のためのマーケティングなのか?
(2)マーケティングが果たす役割

2.マーケティング戦略の立案方法 【グループワーク】

(1)マーケティング戦略を立案するために ~誰に(Who)・何を(What)・どのように(How)~
(2)SWOT分析「我々の強み・弱み・機会・脅威とは?」
(3)3C分析 「顧客分析・競合分析・自社分析」
(4)STP「セグメント・ターゲティング・ポジショニング」

3.マーケティングの4P戦略~価値の最大化を図る~【グループワーク】

(1)商品戦略・・・どんなものを提供するのか?(Product)
(2)価格戦略・・・どのくらいで提供するのか?(Price)
(3)流通戦略・・・どんな販売方法を使う(どこで売る)のか?(Place)
(4)プロモーション戦略・・・どのように訴求するか?(Promotion)

4.マーケティング戦略【事例またはケーススタディ】

5.まとめ

マーケティングで活用出来るフレームワーク

(1) PEST分析
PEST(ペスト)分析、とはPolitics(政治)、Economics(経済)、Social(社会)、Technology(技術)の4つの視点で、外部環境分析するフレームワークです。
・Politics(政治):政策、法改正などの政治動向
・Economics(経済):景気、消費、物価、金利、賃金などの経済動向
・Social(社会):人口動態の変化、社会インフラの変化、ライフスタイルの変化などの社会動向
・Technology(技術):技術開発、研究開発、デジタル技術などの技術動向

(2) 3C分析
Customer(顧客)、Competitor(競合)、Company(自社)の3つの視点で、社の立ち位置の把握や自社が目指すべき方向を検討するために用い役に立ち、主に外部環境分析のために活用されるフレームワークです。
・Customer(顧客)分析:市場規模や成長性、顧客のニーズ、顧客の購買行動など
・Competitor(競合)分析:競合のシェア、競合の戦略、競合の強みなど
・Company(自社)分析:ビジョン、業界ポジションや戦略、自社の強みや弱み、

 

(3) SWOT分析
SWOT分析は内部環境の自社や自社の製品・サービスの現状把握、自社を取り巻く市場や競合などの外部環境に対する現状把握をすることで内部・外部環境分析として活用されます。
・内部環境:自社の強み(Strength)自社の製品・サービスに関する強み
・内部環境:自社の弱み(Weakness)自社の製品・サービスに関する弱み
・外部環境:自社を取り巻く機会(Opportunity)自社の製品・サービスに対して好影響を及ぼす外部環境
・外部環境:自社を取り巻く脅威(Threat)自社の製品・サービスに対して悪影響を及ぼす外部環境

(4) STP「セグメント・ターゲティング・ポジショニング」
Segmentation(セグメンテーション)、Targeting(ターゲティング)、Positioning(ポジショニング)の3つの視点で、自社にとって狙うべき顧客や製品を分析するためのフレームワークで、戦略立案で活用されます。
・Segmentation(セグメンテーション):市場を細分化して、自社にとって攻めるべき市場を決定する
・Targeting(ターゲティング):ターゲットを明確化し、自社にとって攻めるべき顧客を決定する
・Positioning(ポジショニング):競合他社の状況を把握し、自社の立ち位置を決定する

(5) 4P戦略
Product(製品)、Price(価格)、Place(流通)、Promotion(プロモーション)の4つの視点で、自社にとって必要な戦略を考えるフレームワークで、マーケティング戦略を立案などに活用されます。
・製品戦略(Product):顧客へどんな製品・サービスを提供するのか? 機能や特徴や製品ラインナップなど
・価格戦略(Price):顧客へ製品・サービスをどのくらいの価格で提供するのか?自社のコスト基準と競合製品価格を考慮しながら検討します。
・流通戦略(Place):製品・サービスを、どこで・どんな流通方法・流通経路で販売するのか?
・プロモーション戦略(Promotion):製品・サービスを、どのように顧客へ訴求していくのか?メディア広告、広報活動、営業販売活動など

 

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