経営企画・経営戦略・事業計画
目次
ビジネスセミナー
「経営企画・経営戦略・事業計画」の人材育成
~求められるスキル、教育について~
「経営企画・経営戦略・事業計画」に必要な教育ついて
経営企画部門や各事業部門の企画スタッフは、経営戦略や事業計画策定の中心となり、経営計画・戦略の策定、グループ経営、リスクマネジメント、管理会計といった幅広い役割と実践ノウハウが必要となります。
「経営企画・経営戦略・事業計画」に必要な要素
企業にビジョンや理念があっても、それだけで会社を経営することはできません。自社をどこに導き、どのような方法で障害を乗り越えていき、目標に到達するのかを明示することは、企業理念を具体的アクションに繋げるための企業指針です。 経営企画部門には、経営陣を補佐し、戦略策定の中心となり、全社経営の羅針盤となって業績管理・評価を行う役割が求められています。
マクロ環境分析
激変する経営環境の中、企業は勝ち残りをかけた事業戦略を構築していかなければなりません。そして環境変化を見極めつつ、中長期視点での戦略を考え、これまでの延長線ではない変革のマネジメントを実行しなければなりません。
そのためには、経営戦略論で議論されている基本的な考え方・フレームワークを網羅的に押さえ、実際のビジネスの現場で答えを出すための切り口を多く活用することが重要です。代表的なフレームワークとしてPolitics (政治)、 Economy (経済)、Technical(技術)、Social(社会)の視点で考えるPEST分析が有効です。
業界環境分析
自社を取り巻く内部環境・外部環境を分析していくことは重要です。 競合を把握することは現在の事業戦略、将来の事業戦略を考えていくために欠かせません。正確な現状認識、自社にとって必要な有益な情報収集、それらを深く分析していくことにで戦略課題を抽出し、戦略策定していくことが可能となります。
市場競合分析
有名なのが3C分析です。Customer(顧客)、Company(自社)、Competitor(競合) の視点で、市場を網羅的に分析していく手法です。顧客視点では、真の顧客ニーズは何なのか?顧客が我が社に期待していることは何なのか?など、マクロ・ミクロでの顧客視点を検討することが重要です。自社視点では、自社の強み・弱みを把握することが重要なのです。競合視点では、競合の現時点での戦略、将来の戦略を知ることから、我が社のSTP(セグメンテーション(市場細分化)、ターゲティング(狙う市場の決定)、ポジショニング(自社の立ち位置の明確化))も含めて考えていくことが求められます。
戦略策定に向けた分析の全体像
経営形態の推移~単体経営からグループ経営へ~
- 形態
- 内容
- 課題
- 単体経営
- ・中核事業および企業の経営効率を至上とする経営。連結決算導入以前の日本企業の一般的な姿。
- ・単体の業績を改善するために、在庫の調整、不良資産の「飛ばし」などが発生。
- 連結経営
- ・2000年3月期の連結決算の義務付け以降、多くの企業が、連結対象子会社
・関連会社の財務状況を意識した経営を進めている。
・この過程で多くの企業が不採算企業を整理。 - ・連結決算をベースとしているため、すべての子会社・関連会社が対象となっていない。
・財務的な観点が中心であり、シナジーや人材マネジメント強化などの視点が弱い。
- グループ経営
- ・経済環境の変化により、企業集団での本当の意味での協力が必要になる。
・グループビジョンを明確にして、それぞれの企業、事業の役割を定義し、それにふさわしい経営資源の配分を実行することを指向。 - ・多くの企業が実質的には未着手であること、また「正解」がないことより多くの議論が必要であるが十分ではない。
「経営企画・経営戦略・事業計画」に役立つ研修・セミナー例
経営戦略の立案と策定のポイント
激変する経営環境の中、企業は勝ち残りをかけた事業の「選択と集中」や、次の一手のための競争戦略など、難しい舵取りを迫られております。そこで、環境変化を見極めつつ、中長期視点での戦略を考え、これまでの延長線ではない変革のマネジメントを実行しなければなりません。
本セミナーでは、経営戦略論で議論されている基本的な考え方・フレームワークを網羅的に押さえ、実際のビジネスの現場で答えを出すための切り口を多く提供します。戦略的思考力を身につけたい方やビジネスパーソンとしてスキルアップしてください。
経営企画室・社長室に求められる役割と実務
経営企画室・社長室の仕事は、市場や競合他社・自社についてのデータを収集・分析し、「経営戦略」を立案し、全社で実施する際の管理を行うことです。本セミナーでは、国内外における経営環境の変化が激しい現代において、経営企画担当者として、DX化を自社の戦略としてどう捉えるのか、SDGsと自社の中期経営計画とをどう結び付けて、社員に落とし込むのか等々、自社が勝ち抜くために必要な戦略立案のフレームワークや事例について、解説します。自社の未来を左右する経営課題へ取り組む皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。
経営計画の作り方と実行管理の仕方
「圧倒的に儲かり続ける会社」をつくるための課題として「1.戦略計画、2.学習組織づくり、3.業績管理、4.人材育成」の4つがあります。ところがそのどれもが、私たち中堅・中小企業にとっては、具体的なノウハウの乏しいテーマです。コロナインパクトやSDGsへの対応など経営環境が激変するこれからの時代、戦略計画を立てる重要なポイントは、変化に柔軟に対応できる能力を鍛えるということです。本セミナーでは、国策にヒントを求めながら、戦略計画を立案し、企業を支える人材育成を中心に置いたマネジメントの手法を学んでいただきます。
事業戦略の立案と戦略思考力
今、企業におけるあらゆる場面や部署において、「戦略」を立てる必要性が増し、またその重要性もますます高まっております。しかし、どう考えて、何から手をつけていいのかがわからず、作成してみると「計画」や「目標」の域を出ない、とても「戦略」とは呼べないものになってしまうことも多く見受けられます。本セミナーでは、戦略の基本を理解し、様々なフレームワークを活用して、具体的な事業戦略の立案ノウハウを習得します。
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セミナーサンプル
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経営戦略の立案と策定のポイント
1.研修の狙い
激変する経営環境の中、企業は勝ち残りをかけた事業の「選択と集中」や、次の一手のための競争戦略など、難しい舵取りを迫られております。そこで、環境変化を見極めつつ、中長期視点での戦略を考え、これまでの延長線ではない変革のマネジメントを実行しなければなりません。
本セミナーでは、経営戦略論で議論されている基本的な考え方・フレームワークを網羅的に押さえ、実際のビジネスの現場で答えを出すための切り口を多く提供します。戦略的思考力を身につけたい方やビジネスパーソンとしてスキルアップしたい方にもおすすめです。2.プログラム内容
1.経営戦略とは何か、なぜ戦略が必要なのか
1)戦略の本質
2)なぜ企業は失敗するのか
3)今もとめられる企業にとっての航海図(=海図)
2.事業戦略の全体像
1)環境変化を読む
2)あるべき姿を描く
3)自分を見つめ直す
4)道筋を創る
3.基本的な「戦い方」
1)ポーターの基本戦略
2)リーダー/チャレンジャー/ニッチャー/フォロワー
3)バリューチェーンの再構築
4)コア・コンピタンス経営
5)カスタマー・リテンション
6)ビジネス・アーキテクチャー
7)創発戦略とエコシステム・マネジメント
4.全社戦略の考え方:ポートフォリオマネジメント
1)プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント
2)アンゾフの成長マトリクス
3)不均衡発展のダイナミズム
5.新たな価値創造に向けて
1)ブルー・オーシャンを求めて
2)ビジネス・モデルの変革
3)両利きの経営とダイナミック・ケイパビリティ
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経営企画室・社長室に求められる役割と実務
1.研修の狙い
経営企画室・社長室の仕事は、市場や競合他社・自社についてのデータを収集・分析し、「経営戦略」を立案し、全社で実施する際の管理を行うことです。本セミナーでは、国内外における経営環境の変化が激しい現代において、経営企画担当者として、DX化を自社の戦略としてどう捉えるのか、SDGsと自社の中期経営計画とをどう結び付けて、社員に落とし込むのか等々、自社が勝ち抜くために必要な戦略立案のフレームワークや事例について、解説します。自社の未来を左右する経営課題へ取り組む皆さまの積極的なご参加をお待ちしております。
2.プログラム内容
1.自社の歴史を知り理念を落とし込む
1)経営企画室の目的を知る(5つのタイプ)
2)理念をビジョン・戦略に落とし込むことが重要
3)目的を知り、役割を知る
2.長期計画立案からヒントを得る
1)10年後を思い切って考えてみる
2)中期経営計画は、中心業務
3)戦略的法務、戦略的人事、IRおよびSDGs視点も必須
3.戦略立案のフレームワークを確立する
1)SWOT分析
2)バリューチェーン分析
3)3C分析・VRIOフレームワーク
4.経営環境変化を読み解くキーは国策にあり
1)超高齢化社会から日本の課題を読み解く
2)DX化とわが社の機会をどう捉えるか
3)グローバルスタンダードSDGsとの向き合い方
5.組織の課題を考える
1)経営企画とコミュニケーションは別機能
2)機能別組織と事業部組織との違い
3)M&Aによる組織拡大の注意点
6.変革する文化を醸成する
1)理念は掲げているだけでは浸透しない
2)ビジョン浸透の7段階
3)事業撤退を絶えず想定する文化
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経営計画の作り方と実行管理の仕方
1.研修の狙い
「圧倒的に儲かり続ける会社」をつくるための課題として「1.戦略計画、2.学習組織づくり、3.業績管理、4.人材育成」の4つがあります。ところがそのどれもが、私たち中堅・中小企業にとっては、具体的なノウハウの乏しいテーマです。コロナインパクトやSDGsへの対応など経営環境が激変するこれからの時代、戦略計画を立てる重要なポイントは、変化に柔軟に対応できる能力を鍛えるということです。本セミナーでは、国策にヒントを求めながら、戦略計画を立案し、企業を支える人材育成を中心に置いたマネジメントの手法を学んでいただきます。
2.プログラム内容
1 環境変化を鑑み、国策を背景に時代を先読みした戦略を考える
1)コロナインパクトは、これからの時代の幕開け
2)SDGsを取り込んだ経営計画とは何か?
3)2025年デジタルガバメント政策からIT推進速度を理解する
2 戦略(中期)計画の内容と事例見本の提供
1)中期的な課題は、マーケティング・イノベーション・生産性向上・人材育成の4つである
2)マーケティングとイノベーションは幹部全員で毎月協議する
3)戦略チェックは、「論語と算盤」の思考で行う
3 実行(単年度)計画の内容と事例見本の提供
1)年度経営計画は中期計画と前年度実績の反省から組み立てる
2)戦略課題は『目標管理シート』で実行計画に落とし込む
3)コミュニケーションの仕組みを決める
4 必ず実行できる! 計画の実行管理の具体的な進め方
1)月次の4サイクルチェックシステムで実行管理
2)毎月初の上司と部下の個人面談は不可欠である
3)年間スケジュールを決めておくと経営の生産性が上がる
5 幹部が育つ課題の目標管理方法
1)『 目標管理シート』で目標を具体的行動計画に落とし込む
2)毎月末に目標管理している課題のふり返りを確実に行う
6 好業績と幹部は会議で創る! 効果的な会議の進め方
1)好業績と幹部は会議で創る! 効果的な会議の進め方(必見)
2)会議の巧拙は経営のパフォーマンスに大きな影響を与える
3)会議の効果性を高める会議のルール
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事業戦略の立案と戦略思考力
1.研修の狙い
今、企業におけるあらゆる場面や部署において、「戦略」を立てる必要性が増し、またその重要性もますます高まっています。しかし、どう考えて、何から手をつけていいのかがわからず、作成してみると「計画」や「目標」の域を出ない、とても「戦略」とは呼べないものになってしまうことも多く見受けられます。本セミナーでは、戦略の基本を理解し、様々なフレームワークを活用して、具体的な事業戦略の立案ノウハウを習得します。実践ですぐに役立てたい方に、おすすめのセミナーです。
2.プログラム内容
1.経営戦略の基本を理解する
1)経営戦略の定義
●経営戦略とは何か
●なぜ、経営戦略が必要か
2)経営戦略のための思考法
●仮説に基づき分析する「仮説思考」
●目的が何かを見失わない「逆算思考」
●構造を考える「構造化思考」
●具体的に考える「具体化思考」
3)経営戦略のための思考ツール
●フレームワークの考え方
●MECEで分解する
4)経営戦略のゴールと経営理念
●経営理念~ビジョン、ミッション、バリューとは~
●経営理念を共有するCI、バンパーステッカー
2.全社戦略を考える
1)全社戦略の定義
●全社戦略とは何か
●なぜ、取捨選択が必要か
2)事業経済性に影響を与える5つの法則
●規模の経済性
●経験効果
●範囲の経済性
●事業特性
●ライフサイクル
3)全社戦略の3つの視点
●事業ドメイン
●コアコンピタンス
●キャッシュバランス
3.事業戦略とは何か
1)事業戦略とは
2)事業戦略立案のためには
3)事業戦略の策定プロセス
4.現状分析の前に3C分析で概要を掴む
【ケーススタディ】3C分析
5.現状分析
1)現状分析の留意点
2)戦略立案へのつながりを意識する
3)環境分析のフレームワーク<分析演習あり>
●マクロ環境要因分析~PEST~
●市場・顧客分析~AIDMA~
●業界分析~5F~
●競合分析~ポジショニング~
4)自社分析のフレームワーク<分析演習あり>
●競合優位性分析~VRIO~
●機能別分析~バリューチェーン~
●マーケティング分析~4P~
5)環境分析と自社分析の統合<分析演習あり>
●SWOT分析
●クロスSWOT
6.戦略の立案
1)現状分析と戦略立案
2)戦略立案の見取り図
●誰に、何を、どのように、提供するか
3)戦略パターンの整理
●ポーターの3つの基本戦略
●コトラーの競争的地位による戦略
【ケーススタディ】新しい戦略を考える
7.戦略の実行《参考》
1)戦略案の評価
●戦略のロジックに合理性・実現性があるか
2)実行計画の作成
●機能別・年度別収益計画/予算への展開
3)戦略の実行と評価
●PDCA(マネジメント・サイクル)
●フィードバックのポイント
●業績指標・KPI・業績目標
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