トップページ カテゴリーガイド一覧 「経理・財務・管理会計」の研修情報・セミナー

経理・財務・管理会計

「経理・財務・管理会計」の人材育成 ~求められるスキル、教育について~

「経理・財務・管理会計」に必要な教育ついて

「経理・税務・管理会計」に必要とされる知識・スキルは、経理・財務担当者や予算管理・事業管理に携わる方に習得していただく必要があります。「簿記・決算書」「税務」「経理業務スキル」「各会計基準・税制」「管理会計・財務」などの幅広い知識・スキルや、会計基準・税制等の最新動向を踏まえた実務対応までできる人材が求められています。

「経理・財務・管理会計」に必要な要素

会計は、決算書を作成する一連の経理業務だけでなく、戦略の意思決定や資本市場への開示等、企業経営において、ますます重要性が高まっています。こうした中、経営視点で会計を活用することや、経理・財務担当者が戦略、事業計画の策定に積極的に関与していくことが求められます。また、相次ぐ会計不正や追徴課税など、経営問題としても多くとりあげられており、会計基準・税制等の正しい理解と適切な手続きが重要となります。

財務会計の全体像と重要性

経営環境がめまぐるしく変化する中、会社の姿を的確に知り、適時に適切な行動をとっていくことが求められています。そこで、会社の真の姿を教えてくれるのが、“決算書”すなわち財務諸表を読みこなすことが、財務会計では重要となります。

管理会計の全体像と重要性

企業の財政状態や経営成績などについて報告する「財務会計」に対し、「管理会計」は会計数値を企業内部の業績管理や意思決定に役立てるためのものです。管理会計をツールとして、企業行動を客観的に数値で評価することができ、改善点や目標を明確にすることができます。
管理会計の様々なキーワードを体系的に整理した上で、実践的な活用ポイントを習得することは重要です。

税務会計の全体像と重要性

会社の経理業務では税金に関する基礎知識が不可欠となっています。
法人税、印紙税、消費税、源泉所得税など、経理業務に関して重要な影響を与える税務全般についての基礎知識を抑えることは必須となります。

「経理・税務・管理会計」の対象スキル

    項目 経理 経営幹部
企画
営業 総務
監査
製造
会計 財務会計 簿記
決算書の読み方
財務分析(安全性、
収益性、成長性)
固定資産会計
連結決算会計
税効果会計
退職給付会計
管理会計 業績管理・予算管理
変動費と固定費の分解
損益分岐点(CVP)分析
原価計算とコストマネジメント
投資評価と資本コスト
税務会計 税務基礎(法人税、
消費税、所得税、印紙税
国際税務と移転価格
法人税申告書作成
税務調査対応

日本における会計制度

 
会社法
金融商品取引法
法人税法
法律
会社法
金融商品取引法
法人税法
目的と規定内容
株主および債務者保護を目的⇒配当可能利益の算定を規定
投資家保護を目的⇒投資判断に必要な経営成績や財政状態の開示の仕方を規定
課税の公平⇒法人の課税所得の算定の方法を規定
対象
すべての会社
株主を公開している株式会社や一定額以上の有価証券を発行・募集する株式会社などの大会社
法人税の課税対象となる会社
保管
法務省
金融庁
財務省
財務諸表等
計算書類
有価証券報告書
会社法決算書
作成規制
会社計算規制
財務諸表規制等の内閣府令
法人税法
提出先
株主
内閣総理大臣宛てに財務省・財務局(金融商品取引法24条)
税務署

「経理・財務・管理会計」に役立つ研修・セミナー例

簿記・経理の基礎知識

簿記の知識はビジネスパーソンとして必要不可欠とは認知されていながらも、日々の業務に忙殺され、また数字に苦手意識を持つ方も多く体系的に習得できていない方も多いのではないでしょうか。
本セミナーでは、これまでの簿記や決算書に関する講座にはない新しい「BSアプローチ」の概念を取り入れながら会計全体を解説します。講義では、演習を通じて実際に仕訳を書いて必要な会計処理を行い試算表の作成まで行います。最終的には実際の決算書にも触れながら、ビジネス基礎体力としての会計スキルを養うことができます。

経理担当者に必要な税務の基礎知識

会社の経理業務では税金に関する基礎知識が不可欠となっています。
本セミナーでは法人税、印紙税、消費税、源泉所得税など、経理業務に関して重要な影響を与える税務全般についての基礎知識をわかりやすく解説いたします。これだけは知っておきたい法人に関する主要な税務について、確認テストも交えながら、理解を深めていきますので、はじめての方でも安心してご参加いただけます。
経理・財務・総務の新任担当者および責任者の方々の税務知識のセミナーとして、ぜひご活用ください。

経営・事業の意思決定のための管理会計

「利益が出ていない商品・サービスをどうすべきか」「ある事業の投資にどれだけの効果が見込めるか」など、経営や事業の意思決定の場面では、その判断のために、定量的な分析が必要不可欠です。そして、この意思決定に使えるマネジメントのための会計が「管理会計」です。
本セミナーでは、コストと利益の分析方法と投資の評価方法を中心に、意思決定のための「管理会計」の基本と本質をしっかりと把握し、様々な場面での活用方法を具体的な演習を交えながら習得します。

決算書の読み方と使い方

経営環境がめまぐるしく変化する中、会社の姿を的確に知り、適時に適切な行動をとっていくことが求められています。そこで、会社の真の姿を教えてくれるのが、“決算書”すなわち財務諸表です。しかし、決算書は本を読んでみてもよく理解ができなかったり、ビジネスに役立てることができないという声も多く聞きます。
本セミナーでは、「企業の財務諸表のどこを見て何を押さえればいいのか」について学習し、「ビジネスに役立つ会計的視点」を習得することを目指します。

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各分野に精通した専門の講師陣による実務重視のセミナー内容と社員教育に必要な体系的な階層別プログラムラインナップをご用意。最新情報をキャッチアップできるセミナーも随時開催中。

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  • 簿記・経理の基礎知識

    1.研修の狙い

    簿記の知識はビジネスパーソンとして必要不可欠とは認知されていながらも、日々の業務に忙殺され、また数字に苦手意識を持つ方も多く体系的に習得できていない方も多いのではないでしょうか。
    本セミナーでは、これまでの簿記や決算書に関する講座にはない新しい「BSアプローチ」の概念を取り入れながら会計全体を解説します。講義では、演習を通じて実際に仕訳を書いて必要な会計処理を行い試算表の作成まで行います。
    最終的には実際の決算書にも触れながら、ビジネス基礎体力としての会計スキルを養うことができます。

    2.プログラム内容

    会計をわかりやすく説明する「BSアプローチ」

    「BSアプローチ」とは、資産と負債の動きから会計全体を説明するアプローチです。このアプローチによって、会計の基礎を「定義」と「論理」の積み上げ式で、ステップを踏みながら学ぶことができます。
    本セミナーでは、このアプローチから、実際に手を動かす演習を多く取り入れて、1日で複式簿記の原理を文字通り身に着けていただきます。そして、その理解を直接ビジネスと結びつけて考え、自分の目の前の仕事に役立てていただけるように解説を進めていきます。

    1.会社とは何か?
      1)会社を理解するための3つのステップ
      2)会社という仕組みから会計の役割を理解するための3つのステップ

    2.複式簿記の原理をBSアプローチで理解しよう
      1)貸借対照表(B/S)を理解する
        ・資産とは
        ・負債とは
        ・純資産とは
      2)貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)の関連を理解する
      3)会計の仕組みを理解する3つのステップ
      【演習】練習問題に挑戦してみよう

    3.仕訳を学ぼう
      1)単式簿記と複式簿記
      2)会計の流れ
      3)仕訳のルール
      4)転記(仕訳を勘定元帳に記入)する
      5)集計(試算表を作る)
      6)事業年度が終了したら・・・勘定を締める
      【演習】練習問題に挑戦してみよう

    4.ステップにしたがって学ぶ会計処理
      1)なぜ決算が必要なのか?
      2)会計の重要なルール
      3)売上と売上原価の計上について理解しよう
        ・売上原価の確定(継続記録法、棚卸計算法)
        ・棚卸資産の評価
      4)売掛金の回収と評価~貸倒引当金~
      5)減価償却を理解しよう
        ・減価償却の意義と計算方法
        ・減価償却の処理
      6)引当金を理解しよう
        ・賞与引当金
        ・その他の引当金
      7)経過勘定を理解しよう
        ・前払費用、前受収益

    5.実際の決算書を見てみよう
      1)貸借対照表の構造
        ・流動固定分類のルール
        ・流動資産、固定資産、流動負債、固定負債の科目
      2)損益計算書の構造
        ・5つの利益とは
        ・収益・費用の科目

  • 経理担当者に必要な税務の基礎知識

    1.研修の狙い

    会社の経理業務では税金に関する基礎知識が不可欠となっています。
    本セミナーでは法人税、印紙税、消費税、源泉所得税など、経理業務に関して重要な影響を与える税務全般についての基礎知識をわかりやすく解説いたします。
    これだけは知っておきたい法人に関する主要な税務について、確認テストも交えながら、理解を深めていきますので、はじめての方でも安心してご参加いただけます。
    経理・財務・総務の新任担当者および責任者の方々の税務知識のセミナーとして、ぜひご活用ください。

    2.プログラム内容

    1.法人税等の基礎知識
     1)法人税が課税される「所得」とは
     2)収益と「益金」の違い
     3)費用および損失と「損金」の違い
     4)法人税での「所得」計算の流れ
     5)税務での「交際費」の取扱い
     6)「欠損金」の税務での取扱い
     7)税務での「減価償却費」の計算ルール
     8)金銭債権に対する貸倒処理
     9)「租税公課」と「法人税等」の取扱い
     10)利息や配当金から源泉される所得税
     11)受取配当等の益金不算入
     <確認テスト> 法人税の「所得」を計算してみよう
     12)法人に課税される「法人税等」

    2.印紙税の基礎知識
     1)印紙税の課税文書と納付方法
     2)請負に関する契約書
     3)継続的取引の基本となる契約書
     4)契約書のコピー

    3.消費税の基礎知識
     1)知っておきたい消費税の基本
     2)消費税での課税売上と課税仕入
     3)損益計算書の科目と消費税
     4)「課税売上割合」の計算
     <確認テスト> 「課税売上割合」を計算してみよう
     5)消費税等に係る会計処理
     <確認テスト> 消費税等の会計処理と「仕入税額控除」

    4.源泉徴収事務の基礎知識
     1)給料の支払と源泉徴収
     2)報酬の支払と源泉徴収
     3)福利厚生制度と現物給与
     <確認テスト> 報酬に関する源泉徴収
     4)生命保険契約に関する税務の取扱い

    <参考> 経理業務で活用したい法人税務の特例

  • 経営・事業の意思決定のための管理会計

    1.研修の狙い

    「利益が出ていない商品・サービスをどうすべきか」
    「ある事業の投資にどれだけの効果が見込めるか」
    など、経営や事業の意思決定の場面では、その判断のために、定量的な分析が必要不可欠です。そして、この意思決定に使えるマネジメントのための会計が「管理会計」です。
    本セミナーでは、コストと利益の分析方法と投資の評価方法を中心に、意思決定のための「管理会計」の基本と本質をしっかりと把握し、様々な場面での活用方法を具体的な演習を交えながら習得します。

    2.プログラム内容

    1.管理会計とは何か
      1)会計にもいろいろある
      2)財務会計と管理会計の違い
      3)意思決定に役立たなければ管理会計ではない

    2.意思決定の基本的な考え方
      1)比較対象を明確にする
      2)固定費と変動費に分ける
       【演習】ピザ屋はいくら損をしたか
      3)管理会計特有のコスト概念
       ●埋没コスト(Sunk Cost)
       ●機会コスト(Opportunity Cost)

    3.損益分岐点分析(CVP分析)
      1)販売量と利益の関係
      2)損益分岐点図(CVP図)
      3)2通りの横軸の取り方
      4)損益分岐点の求め方
       【演習】損益分岐点の計算
      5)安全余裕率、損益分岐点比率とその意義
       【演習】売上変動に強いのはどちらか?
      6)コスト構造の2つのタイプ
       ●変動費中心型
       ●固定費中心型

    4.投資の評価
      1)タテの視点とヨコの視点
       【演習】中期利益計画を立てる
      2)投資の経済性計算のモデル
       ●評価単位は、個々の投資案件
       ●評価期間は、投資の予想貢献年数全体
       ●利益ではなく、増分キャッシュで評価
      3)投資の経済的効果
       【演習】キャッシュ・フローの計算
      4)投資の経済性計算の手法
       ●回収期間法
       ●投下資本利益率法(ROI法)
       ●正味現在価値法(NPV法)
       ●内部利益率法(IRR法)
      5)資本コストが割引率を決める
       ●資本コストとは
       ●株主資本コスト
       ●加重平均資本コスト(WACC)
       【演習】資本コストの計算
       【演習】取り替え投資の意思決定
       【演習】投資の評価方法の選択

  • 決算書の読み方と使い方

    1.研修の狙い

    経営環境がめまぐるしく変化する中、会社の姿を的確に知り、適時に適切な行動をとっていくことが求められています。そこで、会社の真の姿を教えてくれるのが、“決算書”すなわち財務諸表です。
    しかし、決算書は本を読んでみてもよく理解ができなかったり、ビジネスに役立てることができないという声も多く聞きます。
    本セミナーでは、「企業の財務諸表のどこを見て何を押さえればいいのか」について学習し、「ビジネスに役立つ会計的視点」を習得することを目指します。

    2.プログラム内容

    1.そもそも会社と会計の関係とは?
      1)そもそも会社とは?
      2)そもそも会計の果たす役割とは?

    2.BSアプローチで理解する複式簿記の仕組み
      1)資産、負債、純資産とは?
      2)貸借対照表と損益計算書の関係とは?

    3.知っておきたい会計のルール
      1)会社の仕組みから理解する会計のルール
        ・なぜ決算が必要なのか?
        ・いつ売上を上げるのか?
        ・取得原価主義とは?
      2)押さえておきたい会計処理
        ・売上・売上原価・棚卸資産
        ・引当金
        ・減価償却

    4.財務諸表の見方を理解する
      1)貸借対照表
        ・貸借対照表の配列の意味を理解する
        ・資産の内容と押さえるポイント
        ・負債の内容と押さえるポイント
        ・純資産の内容と押さえるポイント
      2)損益計算書
        ・損益計算書の構造を理解する
        ・それぞれの利益の意味するものと押さえるポイント
      3)キャッシュフロー計算書
        ・キャッシュフロー計算書の意義を理解する
        ・3つのキャッシュフローの意味するものを理解する
      4)貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の関連を確認しよう

    5.財務諸表分析の基本
      1)財務分析とは
      2)収益性分析の主な指標
      3)安全性分析の主な指標
      4)業種別の財務諸表を分析してみよう
      
    6.でも知っておきたい~財務分析の限界~
      1)数値で表せないものがある
      2)数値にも限界がある

 
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