トップページ カテゴリーガイド一覧 「貿易・物流・生産・システム」の研修情報・セミナー

貿易・物流・生産・システム

「貿易・物流・生産・システム」の人材育成
 ~求められるスキル、教育について~

「貿易・物流・生産・システム」に必要な教育ついて

経済のグローバル化にともない海外ビジネスの重要性は一層高まっており、貿易取引を行う企業も増加しています。貿易取引の業務を行うには、取引の枠組みやインコタームズ、売買契約の流れ、輸送、通関、代金決済、保険などの実務や関連法規、関税、多種多様な貿易書類などについて、正確な知識を身につけることが必要です。貿易関連セミナーでは、貿易取引の基本から貿易書類の事務手続、英文国際契約、三国間取引まで、実践で使える知識について学んでいきます。
また、生産現場における厳格な品質管理は「ものづくりニッポン」の基本であり、徹底した原価管理にもとづく適切な調達・購買と在庫管理は企業の持続的成長に不可欠です。物流・生産関連の業務では、物流の基本、5SやISOを含む品質管理、原価計算の基礎と応用、適正在庫の考え方とコントロール、調達・購買に関する価格決定のポイントやリスク管理などの知識、スキルが必要となります。そして、システム関連の担当者にシステムマネジメントに関する知識、スキルが必要となります。

「貿易・物流・生産・システム」に必要な要素

貿易実務において必要な知識は、取引形態・取引条件・運輸及び保険とその書類・輸出入通関・外国為替と決済等、広範囲にわたります。物流・生産業務においては物流業務の流れ、生産管理の三要素および5S活動、購買業務に加え、製品の企画などが挙げられます。また、システムマネジメントにおいてはシステム開発に必要なマネジメント力・トラブル対応力・コミュニケーション力が重要となります。

貿易業務の基礎知識

貿易業務において必要な基礎知識は、輸出入業務の流れ、税関・船会社・損害保険会社等のやりとりや各種船積み書類の作成、海外取引先との交渉、代金の回収などが挙げられます。

生産管理の3要素

生産管理では生産管理の三要素を最適化するために、各種の管理が行われます。        
【Q(Quality:品質)】 設計通りの品質の製品・サービスを提供できているかを管理します。
【C(Cost:原価・経済性)】 資源のムダを減らし、生産時の原価を保ちながら製品・サービスを提供できているかを管理します。
【D(Delivery:納期・生産量)】 必要な時に、必要な量だけ製品・サービスを提供できているかを管理します。

5S活動

生産現場では5S活動を推進することで、生産性の向上を図ります。
【整 理】必要なものと不要なものに分けて、必要なものを選別し、不要なものを捨てることです。
【整 頓】必要なものをすぐ使えるように、決められた場所にそろえておくことです。
【清 掃】必要なものを掃除して常にきれいな状態にすることです。
【清 潔】整理・整頓・清潔の状態を維持することです。
【しつけ】職場で定められた手順や規則を守る習慣をつけることです。

物流業務の流れ

システムマメジメント

企業の改革推進に不可欠なのがITシステムの導入です。システム担当者として必要なものには財務構造からIT投資を理解する力、社内調整を含むコミュニケーション力、IT専門知識、トラブル対応力、そしてこれらすべてをマネジメントする総合力が必要となります。

「貿易・物流・生産・システム」に役立つ研修・セミナー例

貿易実務入門講座

貿易実務の基本的な知識を全体構造を理解した上で学んでいただきます。貿易実務の基礎知識は、貿易取引の体系と流れ、税関・船会社・損害保険会社等の関係や基本的書類の作成、海外取引交渉に必要なことなどを取り上げ、事例を交えながらわかりやすく解説いたします。さらに輸出と輸入の両方については演習を行い基本的な書類作成ができるようになることを目指します。

5Sを徹底!ものづくり入門セミナー

本セミナーではものづくりの基本である5Sとその進め方を理解し、製造業現場でいかに効率よく働くかを学び、それを職場で実践することで、現場力の向上に貢献できるようになることを目指します。

物流業務の基本と現場改善の進め方

物流現場は人手不足などさまざまな課題に直面しています。本セミナーでは物流現場管理の基礎、物流品質の考え方・物流現場のマネジメントを学んだ上で、問題解決・業務改善の進め方を実例をもとに解説します。

社内システム担当者のためのプロジェクト推進の基本と実務

外部環境の変化は激しく、企業がこれまで以上の改革推進を求められている昨今、「ビジネスモデル改革」や「生産性向上」の推進に期待されているのがITシステム導入です。一方でITシステム開発・導入の失敗事例は枚挙にいとまがありません。社内システム担当として必要な知識や行動、予測されるリスクなどを知り、各企業の改革を進めるリーダーとして求められる基礎力を解説します。

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各分野に精通した専門の講師陣による実務重視のセミナー内容と社員教育に必要な体系的な階層別プログラムラインナップをご用意。最新情報をキャッチアップできるセミナーも随時開催中。

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  • 貿易実務入門講座

    1.研修の狙い

    本セミナーでは、貿易実務の基本的な知識を全体構造を理解した上で学んでいただきます。貿易実務の基礎知識は、貿易取引の体系と流れ、税関・船会社・損害保険会社等の関係や基本的書類の作成、海外取引交渉に必要なことなどを取り上げ、事例を交えながらわかりやすく解説いたします。さらに輸出と輸入の両方については演習を行い基本的な書類作成ができるようになることを目指します。また、2022年1月1日に発効したRCEP(地域的な包括的経済連携)協定についても一部解説します。ぜひご参加ください。

    2.プログラム内容

    1.EPA(経済連携協定)等と初めての海外販売戦略
     従来のEPA(経済連携協定)とRCEP(地域的な包括的経済連携)協定:中国・韓国が参加する新規メガ貿易協定の利用

    2.契約交渉の基本五条件
     1)商品および品質条件
     2)価格条件
     3)数量条件
     4)支払条件
     5)船積条件

    3.貿易条件とインコタームズ【インコタームズ2020概要】
     1)貿易条件
      (1)費用の範囲
      (2)<発展>危険の範囲
      (3)<発展>世界の貿易条件解釈基準

     2)インコタームズ
      (1)インコタームズの誕生
      (2)インコタームズ2020
      (3)インコタームズ2020の主要五規則
      (4)<参考>インコタームズ2020と貿易実務

    4.基本的な輸出業務の流れ 海外取引と交渉の基礎
     1)海外取引(輸出)のポイントを知る
     2)貿易の流れをつかむ

    5.易しい輸出コスト計算
     1)ブレイクダウン方式
     2)コストプラス方式
     3)具体例の検討
     4)申込(オファー:offer)書面作成演習

    6.船積書類(原産地証明書を含む)と輸出申告書
     1)船積書類
     2)インボイス
      (1)商業インボイス
      (2)通関用インボイス
      (3)プロフォーマインボイス
     3)梱包明細書(P/L)と船積依頼書(S/I)
     4)原産地証明書
     5)保険証券
     6)船荷証券
     7)<発展>船荷証券(B/L)原本全部呈示以外の方法による輸入貨物引取り
     8)<発展>航空運送状(Air Waybill)と航空輸送
     9)輸出申告書

    7.初めての輸出実践と入門演習
     1)輸出を行うにあたって
      (1)輸出と規制① 外国為替および外国貿易法② 関税法
      (2)買い手発掘① 信用調査② 具体的発掘方法
      (3)相手方調査
      (4)取引交渉と輸出実行
     2)輸出業務・入門演習
      (1)輸出契約書作成
      (2)インボイス作成

    8.基本的な輸入業務の流れ 電信送金方式による流れ

    9.初めての輸入実践と入門演習
     1)輸入を行うにあたって 輸入と規制
      (1)外国為替および外国貿易法
      (2)関税法等
      (3)その他
     2)輸入業務・入門演習
      (1)輸入契約書作成
      (2)輸入貨物到着前後の事務処理
      (3)輸入申告書

    10. 入門演習総合貿易実務(入門)の理解問題

  • 5Sを徹底!ものづくり入門セミナー

    1.研修の狙い

    製造業は日本の根幹を支える産業です。しかしながらグローバル社会の進展に伴い、国内における製造業の勢いがなくなってきているような気がします。日本の製造業はただ「もの」を「つくる」だけではなく、一人ひとりが常に「考えてきた」ことで改善や効率化が進んできました。その結果、世界に負けない商品を生んできたのだと思います。いま、製造現場では自ら「考えない」人が増えてきています。たとえ経験が浅くても、考えることは誰にでもできます。一人ひとりの考える力でより競争力のある商品をつくりだしたいものです。本セミナーではものづくりの基本をおさえたうえで、製造現場でいかに効率よく働くかを学びます。ぜひ、この機会に参加ください。

    2.プログラム内容

    1.製造業の儲けの仕組みを考える
     1)製造業企業活動の全体像
      (1)会社とは
      (2)製造業企業の全体像
     2)儲かる会社の条件とは
      (1)良い会社とは
      (2)在庫のもつ意味
     3)儲かる会社になるためには
      (1)製造工場の役割

    2.5Sとは
     1)5Sに取組む目的と実施方法
      (1)5Sの意義と目的
      (2)5Sの理解:基本ルール
      (3)活動のポイント
      【個人演習】ピンボードで整理整頓を実感

    3.ものづくりの基本
     1)ものづくりの基本とは
      (1)QCDとは
      (2)4Mとは
      (3)人を大切にする⇒人を育てる

    4.ものづくりとは知恵を出すこと
     1)最適な生産方法を考える
      (1)品質を学ぶ
        ア)「よい」製品を考える視点
        イ)品質とは
        ウ)不良発生による悪影響は
        エ)作業標準の大切さ
      (2)コストを学ぶ
        ア)コストとは何かを知る
        イ)ロスを見る視点を知る(人・設備・材料)
      (3)リードタイムを学ぶ
        ア)段取りの重要性
        イ)段取り時間を短くするためには
        ウ)計画について
          計画はお客さまと工場を結ぶ“かなめ”
      【発表】最適な方法の発表

    5.ものづくりに大切な精神
     1)ものづくりに大切な考え方
      (1)日常業務と改善活動
      (2)「ものづくり」の活動で大切なこと
      (3)改革・変革のパワー
      (4)「ものづくり」の管理面で重要なこと

    6.まとめ

  • 物流業務の基本と現場改善の進め方

    1.研修の狙い

    人手不足・働き方改革・コロナウイルス対応など、物流現場はさまざまな課題に直面していますが、これらを乗り切るための基本的なスキルが現場を改善するさまざまな技法・考え方です。本セミナーでは、改善習得に不可欠な問題解決の考え方・改善の進め方などを体系的に説明し、併せて具体的なケーススタディなどを交えて、実務的な知識の習得を目指します。問題解決や改善は机上の知識で身につくものではなく、実際に職場や現場で実践し、その経験を踏まえてブラッシュアップしていくものです。そのため本セミナーでは、繰り返し使える普遍的な考え方の伝達に最大の重きを置いています。皆さまの日々の業務に役立つものと確信しています。ぜひご参加ください。

    2.プログラム内容

    1.物流現場管理の基礎
     1)物流業務の基礎
     2)業界特性と、強み、弱みの理解
     3)業界動向や潮流

    2.物流品質の考え方・物流現場マネジメント
     1)物流品質の理解
     2)物流品質向上のための原因追求
     3)PDCAの基本的考え方

    3.問題・課題を正しく捉える
     1)「問題」と「問題解決」の定義
     2)適切な問題表現、真相要因追求

    4.問題点を明らかにする手法
     1)問題点を明らかにする分析手法
      (1)フロー分析
      (2)稼動分析
      (3)ワークサンプリング分析
      (4)ABC分析等

    5.問題点を知るケーススタディ
     1)実際の事例を元にしたケーススタディ

    6.業務改善の視点
     1)ロス構造の把握と、業務改善視点
      (1)輸配送
      (2)保管
      (3)荷役
     2)振り返り演習

  • 社内システム担当者のためのプロジェクト推進の基本と実務

    1.研修の狙い

    外部環境の変化は激しく、企業がこれまで以上の改革推進を求められている昨今、「ビジネスモデル改革」や「生産性向上」の推進に期待されているのがITシステム導入です。今までのように「ITはよくわからないから」と後回しにできる状態ではなくなってきました。一方でITシステム開発・導入の失敗事例は枚挙にいとまがありません。そこで本セミナーでは、社内システム担当として必要な知識や行動、予測されるリスクなどを知り、各企業の改革を進めるリーダーとして求められる基礎力を学んでいただきます。皆さまのご参加をお待ちしております。

    2.プログラム内容

    1.事業変革とシステム化の役割
     1)システム導入が期待される理由
      (1)大転換の時代に求められる経営力
      (2)DX(デジタルトランスフォーメーション)の本質
      (3)AI、IoTとは何か?
     2)システム化で得られる効果
      (1)費用対効果を検討して進める
      (2)業務の効率化・見える化を推進する
      (3)採算管理システムで収益力を向上する
     3)システム担当の必要性
      (1)組織内でのポジションの確立
      (2)外部のIT企業に対する役割

    2.経営力とITシステムの関係
     1)ビジネスモデルはITシステムに先立つ
     2)財務構造からIT投資を判断する

    3.経営者視点と技術者視点を理解する
     1)IT企業の言動が理解できない理由
     2)盲点となっているポジションを制する
     3)システム担当者に必要な能力

    4.システム担当者に求められるコミュニケーション力
     1)コミュニケーションの基礎
      (1)聴くスキル
      (2)伝えるスキル
     2)ビジネスコミュニケーションとは?
      (1)仕事のQCD
      (2)ビジネスコミュニケーションスキル
     3)部署間の調整で発揮するネゴシエーション力
      (1)「素直」な人物が場を制する
      (2)相手の立場で考える
     4)取引先のIT企業から信頼される力
      (1)IT企業の論理を理解する
      (2)IT企業を味方につける交渉の作法

    5.社内システム担当者に必要な知識
     1)必要となる基礎知識
      (1)業務フローを作成する
      (2)管理項目を決める
      (3)システム担当者が決めなくていいこと
     2)交渉力につながるIT専門知識
      (1)プログラムスキル:システム開発工数を知る
      (2)データベーススキル:データベースとSQLでできること
      (3)設計スキル:ロジック&インターフェース

    6.プロジェクトを成功に導く仕事力
     1)成果を生み出す人物の特徴
      (1)行動特性(コンピテンシー)とは何か?
      (2)行動特性の鍛え方
     2)成果を生み出す具体的な行動
      (1)今すぐ15分
      (2)断ることで得られる信頼

    7.IT導入トラブルの原因と対策を見極める
     1)IT導入トラブルの要因
      (1)IT導入トラブルがやってきた
      (2)婚礼ビジネスとITビジネスの共通点
     2)実例:トラブルの発生
      (1)IT企業のトラブル要因
      (2)発注企業が原因となるケースもある
     3)実例:IT企業との交渉 
      (1)価格を66%値引いた交渉のポイント
      (2)追加費用が一転して無償となる交渉力
      (3)4億5千万円の失敗プロジェクトを覆す交渉術
      (4)3億円の失敗システムでも請求できたIT企業の戦術

    8.IT導入プロジェクトを成功させるポイント
     1)IT導入プロジェクト成功の原則
     2)まとめ

 
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