来場セミナー
新任役員・次世代経営幹部のためのエグゼクティブ・プログラム
新任取締役・執行役員セミナー【2日間コースE】
勝ち残りをかけたリーダーの役割とマネジメント
各講 選択受講可
日付
会場案内
※受付は30分前より開始いたします ※欠席・遅刻の場合は、ご連絡をお願いいたします
概要(狙い)
新任取締役・執行役員や役員候補者を対象としたコースです。経営リーダーとしての資質・能力を体得するとともに、自社を改革し、更に成長させるための能力やスキルを学び、実践に役立てていただけるプログラムです。 【第1講】「リーダーシップと戦略の実行」/講師:藤野 祐美 氏 前例が機能しないビジネス環境の中、経営トップとして最適な判断を下し、実践するためには、いかに戦略を立てリーダーシップを発揮すれば良いのか?ますますスピ―ドが求められる中、ともすればこれまでの経験重視の近視眼的な動きになりがちです。本セミナーでは外部環境はもちろんのこと、組織を支える人材も大きく変わりつつある中、自社にとっての最適解を見出すために、基本に立ち返り、かつ最新他社事例をひもときながら、自社を導くリーダーシップを磨いていただくセミナーです。志を同じにする他社のメンバーとのディスカッションが(ディスカッションは来場型のみ)、更なる視野の拡大と、企業枠を超えたネットワーク構築をももたらします。ぜひご参加ください。 【第2講】「取締役の責任とコンプライアンス・法律知識」/講師:山口 利昭 氏 今なお、毎日のように新聞紙上やメディアでは企業不祥事・不正や製品事故の報道が続いております。さらに相次ぐ規律強化の法制化を受け、取締役の役割や責任は従前とは比較できないほどに重く強化されております。今まさに、取締役は、何か起きた時に、知らなかったでは済まされません。 本セミナーでは、法律知識のない方、新任者の方にも理解できるように、法律の基礎から実務における重要ポイントまで、最近の経営環境や経営問題を踏まえながらわかりやすく解説します。
対象者
取締役・執行役員(特に新任の方におすすめします)・次世代経営幹部候補者
講師

株式会社 Y’sオーダー
代表取締役、MBA、人材開発コンサルタント
藤野 祐美 氏
主な得意分野:リーダー育成、女性活躍推進支援、組織開発、コミュニケーション 略歴:BOND大学大学院(オーストラリア)MBA(経営学修士課程)卒業。ミノルタ㈱(現コニカミノルタ㈱)、P&G人事部勤務を経て、世界最大の水産飼料会社ニュートレコ社の日本本社立ち上げに参画、更に関連会社2社を立ち上げ取締役に就任。独立後、組織開発、リーダー育成、コミュニケーション等の分野にて、人材開発コンサルティングを展開する。
著書:「女性上司の仕事習慣術」(セルバ出版)、「上司は仕事を教えるな」(PHP研究所)他

山口利昭法律事務所
代表弁護士
山口 利昭 氏
略歴:大阪大学法学部卒。平成19年~22年まで同志社大学法科大学院講師として会社法演習担当。ニッセンホールディングス㈱では社外取締役とともに、取締役会議長を務める(平成28年11月退任)。日本コーポレートガバナンス・ネットワーク理事。金融庁企業会計審議会内部統制部会委員。
著書:不正リスク管理・有事対応-経営戦略に活かすリスクマネジメント(有斐閣2014年)ほか
到達目標
【第1講】「リーダーシップと戦略の実行」/講師:藤野 祐美 氏 ◎今の時代に必要なリーダーシップと戦略思考力が身につく ◎経営者目線で「戦略と組織」の一体的なマネジメントができるようになる 【第2講】「取締役の責任とコンプライアンス・法律知識」/講師:山口 利昭 氏 ◎会社法等が求める取締役の義務と責任の本質を理解できる ◎昨今重要なステイクホルダーへの配慮やリスクの把握をし、コンプライアンスを推進できる
参加者の声
【第1講】「リーダーシップと戦略の実行」/講師:藤野 祐美 氏 ・他社例やディスカッションを通じ、戦略の発想など勉強になった(医療・福祉業、取締役、40代) ・トークスピード、声のトーン、すごく聞きやすかった ・経営戦略の基本はとても役に立つ内容(サービス業、取締役、60代) ・戦略とリーダーシップについて、アカデミックな枠組みを整理して習得することができた(建設業、執行役員、50代) ・考えを切替える必要性に気がつきました(建設業、執行役員、50代) ・他社事例であっても、経営者になったつもりでケーススタディするのは良い経験でした(医療・福祉業、取締役、40代) ・グループディスカッションが多く、刺激になった(製造業、執行役員、30代) 【第2講】「取締役の責任とコンプライアンス・法律知識」/講師:山口 利昭 氏 ・取締役という立場は思ったより重いと認識した(サービス業、執行役員、50代) ・実務に即した内容、理解しやすい講義でした(運輸業、取締役、40代) ・近年の法令変更などに対応していただいており、会社法知識のアップデートとなった(製造業、取締役、50代) ・取締役の法的責任と、対処法となる考え方を学べたことが良かった(サービス業、取締役、50代) ・近年のトピックスに関する広範な論点を、網羅的に取り上げていただき非常に参考となった(運輸業、執行役員、50代) ・色々な事例の説明があり、分かりやすかった(製造業、取締役、50代) ・本やネットだけでは分からない。自分で調べて分からないことが、分かりやすい説明で理解できた(サービス業、取締役、50代) ・取締役として求められること、リスクを理解できたので今後の仕事に活かせる。自分自身の危機意識が高まった ・自身ならどう判断するか考えさせる内容が、テキストに盛り込まれている点が良かった(運輸業、取締役、50代)
プログラム
【第1講】「リーダーシップと戦略の実行」/講師:藤野 祐美 氏 1.激変するビジネス環境への対峙 1)何がどうなる?これからのビジネス環境 2)経営トップとしてのビジネス環境への対峙 2.DX、AI時代を生き抜くための経営戦略とは 1)生き抜くための経営戦略 ・経営戦略の基本を知る ・企業戦略と事業戦略のあり方 2)戦略実現のために ・自社の事業理解の深掘り ・経営環境分析:PESTLE・SWOT・5forces・3C分析 ・事業への影響力【ケーススタディ】 3.戦略立案に求められる進化とは 1)経営資源から考える経営戦略:PPM 2)「人的資本」を活かす戦略 3)経営資源価値増大のために:M&A、アライアンス戦略 4)新たな戦い方と戦わない戦略: ブルーオーシャン戦略から破壊的イノベーションまで【ケーススタディ】 4.戦略実現のための、経営層のリーダーとしての在るべき姿とは 1)もはや通用しないこれまでのリーダーの在り方 2)リーダーシップの変遷: 支配型⇒サーバント型⇒オーセンティック⇒セキュアベース⇒シェアドリーダーシップの活かし方 5.多様な人材を活かす“人的資本経営”実現のためのリーダーシップの発揮とは 1)勝機は、人的資本にあり 2)利益を生み出す“Well-being”経営の実践【ケーススタディ】 【第2講】「取締役の責任とコンプライアンス・法律知識」/講師:山口 利昭 氏 <第一部 総論> 1.取締役の法的責任を考えるための背景事情 1)日本再興成長戦略・未来投資としてのガバナンス改革(取締役会改革) 2)中小会社にも求められるコンプライアンス経営 3)メインバンク、行政による仲裁機能の低下 ~「村の長老」不在で法的責任論に光があたる時代 2.取締役の法的地位について 1)会社法上の権利・義務 2)誤解されがちな取締役の責任~取締役会の構成員であることに留意 3)金商法上の責任 4)コーポレートガバナンス・コードとの関係 5)改正会社法における取締役会改革 3.取締役のリーガルリスクをどう考えるか 1)敗訴リスク 2)提訴リスク 3)経営判断のプロセスの合理性こそ重要 <第二部 各論> 1.取締役は誰のために仕事をするのか 1)「善管注意義務」を具体的な事例から理解する 2)「内部統制の構築」を具体的な事例から理解する 3)「重過失」と「過失」の違いを理解する 2.ステイクホルダーへの配慮(コンプライアンス経営) 1)従業員-労務コンプライアンス 2)消費者、国民-景表法、公益通報者保護法 3)取引先-独禁法、下請法、不正競争防止法 4)株主、投資家-会計不正、情報管理(インサイダー規制) 5)地域-環境法、海外不正問題 3.取締役の権利・義務と「共助の精神」 1)監査役(監査役会)との関係 2)代表取締役との関係 3)会計監査人との関係 4)幹部社員、執行役員との関係 5)他の取締役との関係
受講料
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それ以外の方
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