来場セミナー
新任役員・次世代経営幹部のためのエグゼクティブ・プログラム
新任取締役・執行役員セミナー【2日間コースF】
勝ち残りをかけたリーダーの役割とマネジメント
各講 選択受講可
日付
会場案内
※受付は30分前より開始いたします ※欠席・遅刻の場合は、ご連絡をお願いいたします
概要(狙い)
新任取締役・執行役員や役員候補者を対象としたコースです。経営リーダーとしての資質・能力を体得するとともに、自社を改革し、更に成長させるための能力やスキルを学び、実践に役立てていただけるプログラムです。 【第1講】「決算書の構造と会社の数字の読み方・分析の基本」/講師:石橋 研一 氏 現場一筋で業務知識は深いけれど、経理には縁が無かった、あるいは会計は苦手で数字の読み方がよくわからないまま取締役・執行役員になられた方は多いと思います。役員になると責任が格段に大きくなり、会社全体の意思決定をする場面も多くなるため、会計知識が必須となります。そこで本セミナーでは役員として最低限理解しておくべきポイントに絞って決算書の読み方と財務分析の行い方を解説します。実例を用いた説明と個人演習でスムーズに理解ができる内容です。ぜひご参加ください。 ※昨年度開催から講師が変更になりました 【第2講】「経営の意思決定と会計知識」/講師:金子 智朗 氏 役員になると「利益が出ていない商品・サービスをどうすべきか」 「ある事業の投資にどれだけの効果が見込めるか」など経営や事業の意思決定をする機会が増えてきます。意思決定のためには定量的な分析が必要不可欠で、その分析を使って判断を行うための会計が「管理会計」です。この管理会計を正しく身につけていないと「マネジメント」において大きな意思決定の過ちを犯すことにもなりかねません。本セミナーでは、役員の方を対象に会計の種類とその目的、財務諸表の見方・読み方の基本を踏まえた上で、意思決定を行うための管理会計の役立て方を豊富な事例と演習などを通じて解説します。
対象者
取締役・執行役員(特に新任の方におすすめします)・次世代経営幹部候補者
講師

税理士法人GROWLEAD
代表社員、税理士、中小企業診断士
石橋 研一 氏
主な得意分野:財務コンサルティング、経営コンサルティング、事業再生、事業承継、資金調達 略歴:平成7年大阪大学経済学部卒業後、住友銀行入行。平成10年公認会計士事務所入所、税理士業務に加え、さまざまな財務コンサルティング業務に従事。平成18年独立。税務顧問として中小企業経営者の経営全般の相談に対応するかたわら、事業再生や事業承継のコンサルティング業務にも従事している。大阪経済大学経営学研究科・客員教授、一般社団法人大阪中小企業診断士会・副理事長、大阪府中小企業活性化協議会・個別支援チーム構成員などを務めている。

ブライトワイズコンサルティング合同会社
代表社員、公認会計士、税理士
金子 智朗 氏
1965年生まれ。東京大学工学部、同大学大学院工学系研究科修士課程卒業。日本航空㈱において情報システムの企画・開発に携わる間に公認会計士試験に合格。プライスウォーターハウスコンサルタント(現・PwCコンサルティング)等を経て独立。現在、ブライトワイズコンサルティング合同会社代表社員。実務経験に基づく会計とITの専門性を活かし、会計全般、業務プロセス、内部統制、ITに関するコンサルティングを幅広く行うとともに、企業研修や講演も多数行っている。名古屋商科大学大学院ビジネススクール教授も務める。
著書:『「管理会計の基本」がすべてわかる本』(秀和システム)、『ストーリーで学ぶ管理会計~落ちこぼれ社員たちの奮闘記~』(Kindle)、『ケースで学ぶ管理会計』、『理論とケースで学ぶ財務分析』(同文舘出版)、他多数。
到達目標
【第1講】「決算書の構造と会社の数字の読み方・分析の基本」/講師:石橋 研一 氏 ◎役員として責任を果たすために必要な財務諸表の基本構造と読み解き方を理解する ◎主要な分析指標の意味と活用法を習得する ◎ケーススタディを通じて、企業の課題分析と解決策の策定プロセスを体感する 【第2講】「経営の意思決定と会計知識」/講師:金子 智朗 氏 ◎管理会計の重要性と経営方針に使用すべき財務指標が理解できる ◎意思決定のために管理会計をどう役立てるかが理解できる
参加者の声
【第2講】「経営の意思決定と会計知識」/講師:金子 智朗 氏 ・例を用い、大変理解しやすかった。全く会計に携わっていなくても、全て理解することができた(サービス業、執行役員、50代) ・将来にどう備えるのか、考え直す良い機会でした(医療・福祉業、取締役、40代) ・話の例が具体的、現実的で理解しやすかった。単語が一貫していて、見失わずに話が聞けた(製造業、執行役員、50代) ・重要な点に絞った内容で、詰め込みすぎない為、理解しやすかったと思います(製造業、取締役、50代) ・固定資産、流動資産、限界利益など、見るポイントが明確化した(製造業、執行役員、50代) ・演習問題が参考になった
プログラム
【第1講】「決算書の構造と会社の数字の読み方・分析の基本」/講師:石橋 研一 氏 1.会計の仕組み 1)財務会計、制度会計、管理会計のちがい 2)計算書類の種類 3)会計の大原則 4)財務諸表の限界 5)役員としての会計との向き合い方 2.貸借対照表と損益計算書 1)決算書ができるまで ・貸借対照表と損益計算書の関連性 2)貸借対照表を理解する ・安全性分析 3)損益計算書を理解する 4)会計のルール (1)棚卸資産と売上原価 (2)固定資産と減価償却費 3.キャッシュマネジメント 1)キャッシュフロー計算書を理解する 2)役員として知っておくべき資金管理 3)自社の借入金を分析する 4.連結決算の基本 1)基本的な連結手法 2)連結決算でグループ全体を俯瞰する 5.決算書の分析から見えてくる会社の姿 1)ROAとROEを理解する 2)収益性分析から見えてくる会社の姿【ワーク】 3)安全性分析から見えてくる会社の姿【ワーク】 【第2講】「経営の意思決定と会計知識」/講師:金子 智朗 氏 1.会計の種類とそれぞれの目的 1)会計の種類 ・外部に報告するための「財務会計」 ・マネジメントに役立てる「管理会計」 2)避けて通れないIFRS(国際会計基準)の影響 2.財務諸表の見方・読み方 1)財務諸表の基本構造 ・主要3表の相互連関 ・貸借対照表(B/S):左右の関係と上下の関係 ・損益計算書(P/L):段階的利益計算と各利益の意味 ・キャッシュ・フロー 2)収益性 ・「収益性」とは資本利益率である ・2つの指標 ROAとROE ・ROAを分解する 実在企業の収益性分析【ケーススタディ】 3)生産性 ・生産性とは経営資源の活用度 ・ポスト資本主義時代の生産性の意義 実在企業の生産性【ケーススタディ】 3.意思決定のために会計をどう役立てるか 1)意思決定に役立たなければ管理会計ではない ・比較対象の明確化 損失額はいくらか【演習】 ・管理会計特有の埋没コストと機会コスト 追加受注するか否かの意思決定【演習】 2)管理会計をカタチにする強化・撤退すべき部門はどれか【演習】 ・変動費と固定費を分ける ・固定費を個別と共通に分ける ・個別固定費を管理可能性で分ける ・共通部門の予算差異を分離する ・配賦について考える ・利益の源泉は顧客 組織戦略と管理会計【ケーススタディ】
受講料
SMBC経営懇話会 特別会員
税込 73,260円
SMBC経営懇話会 会員
税込 84,150円
それ以外の方
税込 97,020円