来場セミナー
次世代幹部候補者に必須の実務知識と異業種間の相互啓発
経営幹部養成コース【全4日間】
~4つの分野の重要ポイントを経営視点で習得する実践型研修~
日付
会場案内
※受付は30分前より開始いたします ※欠席・遅刻の場合は、必ずご連絡をお願いいたします ※会場は当日1F掲示板にてご確認ください ※第3講は電卓をお持ちください ※コース申込の場合は、割引適用価格となります ※コース申込の場合は、一部日程のキャンセルはできかねます ※各講(1日単位)ごとにお申込いただけます(各講のセミナー詳細よりお申込ください)
概要(狙い)
激変する経営環境の中、経営者、経営幹部、そして次世代リーダーには、勝ち残りをかけた「変革」のマネジメントが迫られております。「経営幹部養成コース」では、経営(マネジメント)の視点から、「リーダーシップ/人材マネジメント」「経営戦略/ 実行計画」「会計・財務/経営分析」「コンプライアンス/リスクマネジメント」の4つ分野における実務の重要ポイントを習得します。 ケーススタディによるワークを豊富に取り入れ、実務の進め方そのものを考えるカリキュラムとなっており、新任役員や次世代の経営幹部候補者、若手選抜者の早期育成の研修として、効果的な実践型プログラムです。
対象者
役員・経営幹部候補者(部長・課長職)
講師

筑波大学大学院
ビジネスサイエンス系 教授
平井 孝志 氏
略歴:東京大学教養学部卒業、同大学院理学系研究科修士課程修了。マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院MBA。ベイン・アンド・カンパニー、デル(法人マーケティング・ディレクター)及びスターバックス(経営企画部門長)、ローランド・ベルガー(執行役員シニア・パートナー)などを経て現職。博士(学術)。コンサルタント時代には、消費財、電機、自動車など幅広いクライアントにおいて、営業・マーケティング戦略、ブランド戦略、全社戦略の立案および実施を数多く手がけた。

THS経営組織研究所
代表社員 ビジネス・ブレークスルー大学大学院経営学研究科 客員教授
小杉 俊哉 氏
略歴:早稲田大学法学部卒業。日本電気株式会社入社。米マサチューセッツ工科大学スローン経営大学院修士課程修了。マッキンゼー・アンド・カンパニーインク、ユニデン株式会社人事総務部長、アップルコンピュータ株式会社人事総務本部長を経て独立。慶應義塾大学大学院政策・メディア研究科准教授、立命館大学大学院テクノロジー・マネジメント研究科客員教授、慶応義塾大学大学院理工学研究科特任教授を歴任。ふくおかフィナンシャルグループ・福岡銀行など数社の社外取締役を兼務。専門は、人事、組織/キャリア/リーダーシップ開発。組織が活性化し、個人がよりよく生きるために、組織と個人の両面から支援している。

ブライトワイズコンサルティング合同会社
代表社員、公認会計士、税理士
金子 智朗 氏
1965年生まれ。東京大学工学部、同大学大学院工学系研究科修士課程卒業。日本航空㈱において情報システムの企画・開発に携わる間に公認会計士試験に合格。プライスウォーターハウスコンサルタント(現・PwCコンサルティング)等を経て独立。現在、ブライトワイズコンサルティング合同会社代表社員。実務経験に基づく会計とITの専門性を活かし、会計全般、業務プロセス、内部統制、ITに関するコンサルティングを幅広く行うとともに、企業研修や講演も多数行っている。名古屋商科大学大学院ビジネススクール教授も務める。
著書:『「管理会計の基本」がすべてわかる本』(秀和システム)、『ストーリーで学ぶ管理会計~落ちこぼれ社員たちの奮闘記~』(Kindle)、『ケースで学ぶ管理会計』、『理論とケースで学ぶ財務分析』(同文舘出版)、他多数。

弁護士
菅原 貴与志(すがわら たかよし) 氏
略歴:弁護士(弁護士法人 小林綜合法律事務所)、東京弁護士会 会社法部 部長、慶應義塾大学特任教授、日本商工会議所 経済法規専門委員会 学識委員。得意分野は、会社法、経済法、国際取引法、情報法、リスク・マネジメント等の企業法務全般。2014年~法務省 法制審議会 商法部会委員。
著書:『企業法務入門20講』、『会社法入門20講』(勁草書房)、『詳解 個人情報保護法と企業法務』(民事法研究会)、『新しい会社法の知識』(商事法務)、論文に「社外取締役の研究」、”Recent Legal Measures to Enhance Corporate Transparency in Japan”等。
プログラム
※セミナー開催の2ヶ月前に最新のプログラムに更新します 【第1講】経営戦略の立案と策定のポイント 1.経営戦略とは何か、なぜ戦略が必要なのか 1)戦略の本質 2)なぜ企業は失敗するのか 3)今もとめられる企業にとっての航海図(=海図) 2.事業戦略の全体像 1)環境変化を読む 2)あるべき姿を描く 3)自分を見つめ直す 4)道筋を創る 3.基本的な「戦い方」 1)ポーターの基本戦略 2)リーダー/チャレンジャー/ニッチャー/フォロワー 3)バリューチェーンの再構築 4)コア・コンピタンス経営 5)カスタマー・リテンション 6)ビジネス・アーキテクチャー 7)創発戦略とエコシステム・マネジメント 4.全社戦略の考え方:ポートフォリオマネジメント 1)プロダクト・ポートフォリオ・マネジメント 2)アンゾフの成長マトリクス 3)不均衡発展のダイナミズム 5.新たな価値創造に向けて 1)ブルー・オーシャンを求めて 2)ビジネス・モデルの変革 3)両利きの経営とダイナミック・ケイパビリティ 【第2講】リーダーシップと人材マネジメント <1>人材マネジメント(組織、組織文化、人事システム) 1.人的資本経営について 1)人的資本経営とは何か 2)なぜ今 人的資本経営なのか 3)働き方改革と生産性 4)ダイバーシティー(DEI)はなぜ必要なのか 2.環境変化に伴う人材マネジメントの変化 1)組織と社員の関係の変化 ●企業が求める人材像の変化 ●頭が固くなり変化に対応できなくなる人の特徴 2)個人の自律と組織マネジメント ●自律とコミットメント ●自律型組織とは 3)「人材価値の最大化と組織力強化のためにすべきこととは?」【ワーク】 3.メンタルモデル 「自社のメンタルモデル」~とらわれ、思いこみになっているものとは?~【ワーク】 <2>組織行動(リーダーシップ、動機、キャリア) 1.リーダーシップとマネジメント 1)マネジャーとリーダーの違い ●マネジメント機能とリーダーシップ機能 ●マネジャーとリーダーの仕事 2)変革のために必要なものとは ●変革を起こすために必要な要素 ●変革のリーダーシップ 2.リーダーシップのタイプ 1)リーダーシップの変遷 ●リーダーシップ1.0 ~「カリスマ」でないとリーダーにはなれないか?~ ●リーダーシップ2.0 ~変革のリーダーシップの危機 ~ 2)リーダーシップ3.0とは~支援型リーダーの有効性~ 「あなたの組織、あなたのリーダーシップのタイプは?課題は?」【ワーク】 3.部下の動機付け 1)自身が動機付けられるのはどのような時か? 2)動機付けの理論 ●外発的動機と内発的動機 ●やる気を引き出す「エンパワーメント」の条件 3)「部下の動機付けに関してできることは何か?」【ワーク】 4.自身のなりたいリーダー像を思い描く 1)人間力 ●人間力とは何か ●部下は上司の背中を見ている 2)自分自身であること ●自分自身であるために必要なこと 3)ミッション、ビジョン、モットー ●リーダーとビジョン ●リーダーとなるための3つの源泉 4)「私のミッション、ビジョン、アクションプラン」【ワーク】 【第3講】経営に役立てる会計・財務の知識と経営分析 1.経営分析を始める前に 1)財務諸表を「読む」ためには? 2)重要な経営分析の5つのテーマ 3)経営分析は「式」を覚えるのではなく「意味」を理解する 2.財務諸表の基本構造 1)財務諸表はざっくり捉えることが重要 2)貸借対照表(B/S) ●貸借対照表の情報はストック情報 ●貸借対照表の左右の関係と上下の関係 3)損益計算書(P/L) ●損益計算書の情報はフロー情報 ●損益計算書の色々な利益の意味 3.経営分析の手法と活用法 1)収益性分析 ~利益を投下資本で割る~ ●ROA ●ROE ●売上高事業利益率 ●総資本回転率 ●欧米における収益性の見方 ●レバレッジ効果 2)回転期間による分析 ~キャッシュの出入りのスピードを見る~ ●売上債権回転期間 ●仕入債務回転期間 ●棚卸資産回転期間 3)安全性分析 ~支払義務と支払原資を比べる~ ●流動比率 ●固定比率と長期固定適合率 ●自己資本比率、負債比率 4)キャッシュ・フロー分析 ●利益からはキャッシュはわからない ●3つのキャッシュ・フローとフリー・キャッシュ・フローの意味 5)生産性分析 ~経営資源当たりの付加価値~ ●3つの生産性 ~労働生産性、設備生産性、資本生産性~ ●ポスト資本主義における労働生産性の意義 ●“働く者の幸せ指標”という見方 6)成長性と株主関連指標 ~株主に対する経済的リターン~ ●配当(インカム・ゲイン)に関する指標 ●株価(キャピタル・ゲイン)に関する指標 ~PBRとPER~ ●株価と成長性との関係 【第4講】コンプライアンス経営と法律知識 【序論】 1.現代日本企業を取り巻く法務環境 2.ビジネス法務の必要性・重要性 【契約・契約書に関する実務知識】 1.契約成立のメカニズム 2.契約書作成の意味 3.契約リスクと交渉の実務 ~権利外観法理の解明~ 【コンプライアンス経営の意義】 1.コンプライアンスとは何か 2.CSR・ESG・SDGs 3.インテグリティについて 【内部統制とリスクマネジメント】 1.そもそも「リスク」とは何か 2.会社法と内部統制システム 3.内部統制のメニュー ~リスクマネジメントとコンプライアンスの関係~ 4.従業員に対する指導監督義務 5.風通しのよい職場づくり 6.グループ・ガバナンスとコンダクトリスクについて 7.リスクカルチャーの醸成 ~リスク管理の最新動向~ 【コンプライアンス経営の実務】 ~日常の企業活動に関わる実務知識~ 1.会社法 ~組織を規律する基本法~ 2.消費者保護法制 ~B to Cビジネスの最重要分野~ 3.労働法 ~労務リスクの現代的課題~ 1)労働時間管理の徹底、休日・休暇、懲戒をめぐる諸問題 2)パワハラ ~先送りできない課題~ 4.経済法(競争法制を中心に) ~市場活動の原則~ 1)独禁法の枠組み 2)不公正な取引方法の俯瞰 3)なぜ企業はカルテルに細心の注意を払うのか 5.情報リスク ~個人情報・プライバシー保護、営業秘密管理~ 6.その他、国際取引上のリスク、公益通報者保護制度 【事例演習】 ~ケーススタディから問題点を指摘し、対応方法や予防策を検討~ 〈ケース1〉コンプライアンス事例 〈ケース2〉リスクマネジメント事例 【総括と補足】 ~不祥事発生時にとるべき対応、VUCAの時代と不正のない企業の構築等~
受講料
SMBC経営懇話会 特別会員
税込 138,600円
SMBC経営懇話会 会員
税込 158,400円
それ以外の方
税込 182,160円