来場セミナー
ビジネスセミナー
攻めの経営を可能にするリスク管理体制とは
組織に浸透させる「リスク管理体制構築」のポイント
リスク管理の本質を、現場レベルの目線で掘下げる
日付
日時
13:00 〜 17:00
受付終了
日時
13:00 〜 17:00
会場案内
来場会場
三井住友銀行呉服橋ビル
東京都中央区八重洲1-3-4
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※受付は30分前より開始いたします ※欠席・遅刻の場合は、必ずご連絡をお願いいたします ※会場は当日1F掲示板にてご確認ください
概要(狙い)
本講座は、内部統制やガバナンスの仕組みを整えてきたが、自社の幹部や担当者に、「まだまだ本当にはリスク管理に対する当事者意識が浸透していないのではないか、あるいは形骸化しているのではないか」、といった疑問をお持ちの方に、ぜひご参加頂きたい講座です。日本企業におけるリスク管理の体制を、形式だけではなく中身から整えるためにはどうしたら良いか、また日本企業に良くみられる傾向として、どういうところが弱いのかについて、講師がこれまで不祥事の事後調査、内部監査、リスク管理体制の構築等の実務の現場で、クライアントと共に苦心してきた具体的ポイントを紹介してまいります。 本講座におけるリスク管理の議論は、特定分野の専門知識の習得(確率統計論、リーガルリスク、財務会計分野における内部統制等々)を目的としたものではありません。各部署における、本業真正面のリスク管理の本質を、現場レベルの目線で徹底的に掘下げるものです。企業の目標管理と表裏一体としてのリスク管理、及び不測の事態への備えがその対象領域となります。本来、リスク管理は守りではなく、攻めの議論であります。 企業目標達成のためのリスク管理、同時に不祥事を防ぐリスク管理の考え方を社内で共有するために、具体的にどういうポイントを正せば良いかを解説致します。
対象者
内部監査部門、コンプライアンス推進部門の方 経営層、管理職の方
講師
有限会社吉成コンサルティング
代表取締役
吉成 英紀 氏
略歴: 慶応義塾大学商学部卒業。1987年に英和監査法人(後のあずさ監査法人)に入所し、監査業務の他、外資系金融機関向けコンサルティング業務等に従事。1994年にあずさ監査法人を退職後、有限会社吉成コンサルティング代表取締役として、国内大手企業、外資系金融機関向けコンサルティング、M&A案件支援業務、不良債権査定業務、会計アドバイザリー、内部監査業務等に従事する一方、企業分析、新会計基準等の講師も多く務めている。
到達目標
◎リスク管理の体制を、形式だけではなく中身から構築する手法を学ぶ
プログラム
1.イントロダクション(不祥事に学ぶ) 1)社員が優秀、勤勉で、道徳心が高く、ガバナンスを整備した会社でも組織的不正は起きる。 2)会社の経営において、最優先される目的は何かを深く考えたことがない人は驚くほど多い。 3)自分の会社は「正論が通るのが当たり前」の組織になっていますか? 4)経営トップの不正はどうすれば防げると思いますか? 2.リスク管理の目的を社員は本当に分かっているか? 1)リスク管理の究極の目的は、事件事故を防ぐことであるという考えは正しいですか? 2)利益目標への挑戦とリスク管理は、本来は矛盾するものと思いますか? 3.リスクの認識ステージでよく見られる失敗 1)自社あるいは自部門のリスクを抽出する際に、責任者に丸投げしていませんか? 2)フローチャート、利害関係者相関図、会計資料の活用のポイント 4.リスクの測定ステージでよく見られる失敗 1)リスクは数字に置き換えて管理すべきと思いますか? 2)どうでも良い重箱の隅のようなコントロール手続きは、無駄だからやめるべきと思いますか? 3)リスクと戦って勝つという意識が共有されていますか? 5.リスクへの対応ステージでよく見られる失敗 1)部下に仕事を与える時に、何を評価して決めますか? 2)特定のリスクに対して、どれが決定的に有効なコントロール手続きか特定出来ていますか? 3)コントロールが形骸化しないようにするには、どうすればよいと思いますか? 6.リスク管理が可能にする「攻めの経営」 1)株主がなぜROEを重視するか、本当に分かっていますか? 2)データで見る日本企業の50年 3)リスク管理が分かってない人はROIも分かっていない ★最新情報・動向を織り込むため、プログラム内容を一部変更させていただく場合があります。
受講料
来場セミナー
SMBC経営懇話会 特別会員
税込 25,300円
SMBC経営懇話会 会員
税込 29,700円
それ以外の方
税込 33,000円