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ビジネス契約作成・解釈の実践編
一歩進んだ契約書作成の実務
実例を踏まえながら各条項の批判的検討、締結交渉のポイントを解説
日付
日時
10:00 〜 17:00
受付終了
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来場会場
三井住友銀行呉服橋ビル
東京都中央区八重洲1-3-4
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本講座は、それぞれインターネットに繋がる場所(職場・ご自宅等)から
パソコン等の端末よりご参加いただくオンライン講座です。
※受付は30分前より開始いたします ※欠席・遅刻の場合は、必ずご連絡をお願いいたします ※会場は当日1F掲示板にてご確認ください
概要(狙い)
いわゆる契約書の書式集は、そのままでは全く使い物になりません。自社のその契約での立場により、解除要件をどこまで緩和するかをはじめ、全てが違ってきます。今使われている書式は、真の緊急時に役に立つものになっていますでしょうか。 本講座では、ビジネス契約作成・解釈の実践編として、どのような狙いの下、各条項をどう組んでいけばいいのか、締結交渉のキモはどこか、具体例を多く踏まえながら、一歩突っ込んだお話をしていきます。
対象者
法務、総務、経理、内部監査、営業部門等担当者等
講師
内幸町国際総合法律事務所
代表パートナー 弁護士
千葉 博 氏
略歴:平成2年東京大学法学部卒業、平成3年司法試験合格、平成6年弁護士登録。平成20年千葉総合法律事務所設立、令和4年6月より現職。専門分野は民事・商事・保険・労働・企業法務。関東学院大学・神奈川大学などの講師を歴任、分かりやすい講議には定評がある。 著書:「法律大百科事典」(翔泳社)「労働法に抵触しないための人員整理・労働条件の変更と労働承継」「従業員の自動車事故と企業対応」(清文社)「入門 民法はこう読む」「民法の読み方」(日本実業出版)「司法試験絶対合格術」(ダイヤモンド社)他多数。
到達目標
◎立ち位置や作成目的を踏まえながら、各条項の検討、締結交渉のポイントを習得することができる ◎既存の契約書や完成した契約書の見直しの視点を習得できる
プログラム
1.契約書ブラッシュアップの必要性 1)作成目的を踏まえた条項の整備を ●書式集は誰にとっても役に立たない ●自社は売主?買主? ●安定志向?柔軟性? 2)契約書の内容はより精緻なものに ●東日本大震災で明らかになった国内外の契約書の違い ●企業・時代による意識の差の拡大 3)危機管理の一貫としてのビジネス契約書 2.契約書作成の第一歩(基礎知識の確認) 1)契約書の機能とは 2)法律の条文を知っていることは大きな強み この条項はこちらに有利?不利? 3)わかっているつもりでも意味がわからない「この条項」 3.売買契約実例の批判的検討―自社の立ち位置から「この条項」はどうか? 1)売買契約について深く知ることの意味 2)「残念な契約書」をどう直す? ●契約の成立時期ー自社にとって好ましい契約成立時期は ●手付に関する条項はー過度に契約を脆くしていないか ●第三者への委託を許すかーレベル設定を落とさない工夫 ●仕様に関する規定ーいかにして相手に違うことを言わせないか ●危険負担ー債権法改正による意味の変更 ●契約不適合責任/瑕疵担保責任ー条文の内容をいかに修正するか ●検収に関する条項ー検収期限の設定 ●解除条項ー解除の強化・限定 ●期限の利益喪失ー不明確な要件設定となっていないか ●遅延損害金ー利率を定める基準は ●保証に関する条項ー保証が無効となる要因は多様 ●知的財産権の帰属ー著作者人格権の処理に問題はないか ●相殺予約ー契約にも回収のための条項を 4.完成した契約の確認 1)見落としがちな視点 2)法令違反はないか 3)あいまいな部分・文言が残っていないか ●売上とは何を指すのか ●費用負担 ●定義が欠如していないか ●基準の不明確性 4)違反した場合の効果は適正か 5)自社に立証責任を課す文言の排除 6)一方的に有利な規定の問題点・危険性 7)適用法令の規定 8)管轄・国際仲裁 5.契約締結交渉の実務 1)契約書作成は双方の合意の結果 2)交渉を進めるためのポイントは 3)NDA(秘密保持契約)作成を入口に 4)こちらの狙いがばれる規定構成になっていないか 6.既存契約書洗い直しを意識的に 1)自社ひな形の見直しの必要性 2)ひな形作成の実用性 3)ひな形は一種ではあり得ない 4)契約書検討の仕上げ ★最新情報・動向を織り込むため、プログラム内容を一部変更させていただく場合があります。
受講料
来場セミナー
SMBC経営懇話会 特別会員
税込 30,800円
SMBC経営懇話会 会員
税込 35,200円
それ以外の方
税込 40,700円
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税込 40,700円