来場セミナー
ビジネスセミナー
IT契約を取り扱う法務・総務担当者がおさえておきたい
クラウドサービス等の利用規約レビューのポイント
情報セキュリティの考え方と契約交渉、SLAの締結まで
日付
日時
14:00 〜 17:00
受付終了
会場案内
来場会場
三井住友銀行呉服橋ビル
東京都中央区八重洲1-3-4
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※受付は30分前より開始いたします ※欠席・遅刻の場合は、必ずご連絡をお願いいたします ※会場は当日1F掲示板にてご確認ください
概要(狙い)
クラウドサービスが一般化し、法務・総務部門においてもクラウドサービスを利用するための契約をレビューする場面が増加しています。クラウドにもIaaS、PaaS、SaaSといったサービスの階層の違いや、サービス内容の違いによって様々な類型が存在しますが、いずれにおいても、サービス利用契約であるという側面、データを提供することになるという側面、情報セキュリティへの配慮が必須であるという側面など、他の契約とは異なる特殊な配慮が必要です。 本セミナーでは、クラウド利用契約のレビューのポイントと、情報セキュリティについての考え方と契約交渉、SLA(Service Level Agreement)のレビューのポイントを実務的に解説します。
対象者
法務、総務、内部監査、情報セキュリティ部門等担当者
講師
牛島総合法律事務所
パートナー弁護士
影島 広泰 氏
略歴:一橋大学法学部卒業。2003年弁護士登録、牛島総合法律事務所入所。ITシステム・ソフトウェアの開発・運用、個人情報・プライバシー、ネット上のサービスや紛争に関する案件を中心に、企業法務の第一線で活躍。わかりやすく、ポイントを押さえた指導・解説には定評がある。日本経済新聞社2019年「企業法務・弁護士調査」データ関連の「企業が選ぶ弁護士ランキング」1位。
到達目標
・クラウド利用契約・利用規約について一般的な条項とレビューの仕方を理解する ・SLAの基本と、作成・レビューの際のポイントを理解する ・情報セキュリティについての考え方と情報管理に関する法律・ガイドラインについて理解する
プログラム
1.アプリやクラウドサービスで問題となる法規制 消費者契約法、特定商取引法、民法、特定電子メール法、個人情報保護法、電気通信事業法ほか 2.利用契約・利用規約と定型約款 1)定型約款の要件と効果 2)定型約款の要件を踏まえた利用規約の条項 3.契約・規約条項レビューのポイント 1)データの利用目的の定め ●利用目的を定める条項の重要性 ●AIの機械学習の学習用データとして利用することの想定 2)守秘義務条項 ●開示範囲 ●例外 3)個人情報保護と委託 ●委託先にとって個人データに該当しない場合の考え方 4)インシデント発生時の対応 ●2024年4月の個人情報保護法施行規則改正を踏まえて、何を契約で定めるべきか 5)再委託についての条項 ●通知・許諾は必須か 6)監査条項 7)契約期間・自動更新・解約 ●契約更新しない場合の告知期間 8)責任制限・免責 9)その他 4.B to C、C to Cサービスの場合の留意点 1)消費者契約法 ●責任制限条項・免責条項 2)特定商取引法 3)その他 5.SLA(Service Level Agreement) 1)SLAとは? 2)SLAレビューのポイント 3)SLAと消費者契約法 4)自社BCPとの関係 5)サービス提供事業者の留意点 6.プラットフォーム・ビジネスの場合の留意点 1)契約上の責任 2)利用者個人の個人情報等の条項が優越的地位の濫用とならないための条項 3)利用企業側との契約条項の留意点 ※本セミナーにつきましては、法律事務所ご所属の方はお申込みご遠慮願います。 ★最新情報・動向を織り込むため、プログラム内容を一部変更させていただく場合があります。
受講料
来場セミナー
SMBC経営懇話会 特別会員
税込 20,900円
SMBC経営懇話会 会員
税込 24,200円
それ以外の方
税込 27,500円