来場セミナー
新任役員・次世代経営幹部のためのエグゼクティブ・プログラム
新任取締役・執行役員セミナー【2日間コースD】
各講 選択受講可
日付
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来場会場
中之島セントラルタワー17階(弊社ホール)
大阪市北区中之島2-2-7
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オンラインセミナー
本講座は、それぞれインターネットに繋がる場所(職場・ご自宅等)から
パソコン等の端末よりご参加いただくオンライン講座です。
※受付は30分前より開始いたします ※欠席・遅刻の場合は、ご連絡をお願いいたします ※全講受講の場合、割引適用価格となります ※各講(1日単位)選択いただけます(上記よりお申し込みください)
概要(狙い)
8月1日(火)「決算書の構造と会社の数字の読み方・分析の基本」 現場一筋で業務知識は深いけれど、経理には縁が無かった、あるいは会計は苦手で数字の読み方がよくわからないまま取締役・執行役員になられた方は多いと思います。役員になると責任が格段に大きくなり、会社全体の意思決定をする場面も多くなるため、会計知識が必須となります。 そこで本セミナーでは役員として最低限理解しておくべきポイントに絞って決算書の読み方と財務分析の行い方を解説します。実例を用いた説明と個人演習でスムーズに理解ができる内容です。講師は明るくわかりやすい説明が大好評の野田弘子先生です。ぜひご参加ください。 8月2日(水)「経営の意思決定と会計知識」 役員になると「利益が出ていない商品・サービスをどうすべきか」「ある事業の投資にどれだけの効果が見込めるか」など経営や事業の意思決定をする機会が増えてきます。意思決定のためには定量的な分析が必要不可欠で、その分析を使って判断を行うための会計が「管理会計」です。この管理会計を正しく身につけていないと「マネジメント」において大きな意思決定の過ちを犯すことにもなりかねません。 本セミナーでは、役員の方を対象に会計の種類とその目的、財務諸表の見方・読み方の基本を踏まえた上で、意思決定を行うための管理会計の役立て方を豊富な事例と個人演習などを通じて解説します。
対象者
取締役・執行役員(特に新任の方におすすめします)・次世代経営幹部候補者
講師

プロビティコンサルティング株式会社
代表取締役 公認会計士
野田 弘子 氏
略歴:東京大学法学部卒。約20年にわたり、複数の外資系金融機関で経理部長を歴任し、財務報告、管理会計、税務関連業務等、広く財務経理業務に携わる。2006年より会計コンサルタントとして、経理部門の活性化、企業研修、公開セミナー等に取り組んでいる。2010年にプロビティコンサルティング株式会社を設立し、現在に至る。三井海洋開発株式会社/岡部株式会社/エステー株式会社社外取締役。亜細亜大学大学院非常勤講師。

ブライトワイズコンサルティング合同会社
代表社員、公認会計士、税理士
金子 智朗 氏
1965年生まれ。東京大学工学部、同大学大学院工学系研究科修士課程卒業。日本航空㈱において情報システムの企画・開発に携わる間に公認会計士試験に合格。プライスウォーターハウスコンサルタント(現・PwCコンサルティング)等を経て独立。現在、ブライトワイズコンサルティング合同会社代表社員。実務経験に基づく会計とITの専門性を活かし、会計全般、業務プロセス、内部統制、ITに関するコンサルティングを幅広く行うとともに、企業研修や講演も多数行っている。名古屋商科大学大学院ビジネススクール教授も務める。
著書:『「管理会計の基本」がすべてわかる本』(秀和システム)、『ストーリーで学ぶ管理会計~落ちこぼれ社員たちの奮闘記~』(Kindle)、『ケースで学ぶ管理会計』、『理論とケースで学ぶ財務分析』(同文舘出版)、他多数。
到達目標
8月1日(火)「決算書の構造と会社の数字の読み方・分析の基本」 ◎役員として責任を果たすために必要な財務諸表の基本構造と読み解き方を理解する ◎主要な分析指標の意味と活用法を習得する ◎ケーススタディを通じて、企業の課題分析と解決策の策定プロセスを体感する 8月2日(水)「経営の意思決定と会計知識」 ◎管理会計の重要性と経営方針に使用すべき財務指標が理解できる ◎意思決定のために管理会計をどう役立てるかが理解できる
参加者の声
「決算書の構造と会社の数字の読み方・分析の基本」 ●営業畑からの昇進となり、決算書、会計と縁遠く、これから集中して取り組みが必要と感じさせられる貴重なセミナーとなりました。 ●非常に簡潔明瞭でわかりやすかったです。 ●会社の数字の読み方、分析の基本を学習できて、参考になりました。 ●わかりやすく、もっと勉強しようと思った。 ●話し方がお上手で、集中力が切れることなく、参加させていただくことができました。 ●実際に計算をしたりすることで、理解度が高まりました。 ●経営者目線、株主目線を明確に区分けし説明いただいたことはわかりやすく勉強になりました。 「経営の意思決定と会計知識」 ●非常にわかりやすく説明いただけた。事例を交えて説明してくださり、理解が深まった。 ●理解しやすいテキストでした。 ●会計の着眼点が理解できた。 ●とても理解しやすく時間が経つのが早く感じた。 ●戦略立案、意思決定にとても役立つ。 ●話し方が上手く、理解しやすい。 ●自社の強みを再確認でき、強化する点がわかった。 ●トレンドを踏まえた解説もあり、とてもわかりやすかった。
プログラム
【第1講】2023年8月1日(火)「決算書の構造と会社の数字の読み方・分析の基本」/講師:野田 弘子 氏 1.会社と会計の関係 1)仕組みとしての会社とは 2)会社の意義から理解する企業会計の役割とは 3)制度会計としての財務会計の意義 2.BSアプローチで理解する会計の仕組み 1)貸借対照表(B/S)を理解する ・資産とは ・負債とは ・純資産とは 2)貸借対照表(B/S)と損益計算書(P/L)の関連を理解する 3)会社の仕組みから理解する会計のルール ・なぜ決算が必要なのか? ・売上・売上原価・棚卸資産 ・引当金 ・減価償却 3.財務諸表の見方を理解する 1)貸借対照表の見方 ・資産の種類 ・負債の種類 2)損益計算書の見方~5つの利益の意味 3)キャッシュフロー計算書の見方 ~3つのキャッシュフロー 4.決算書の分析から見えてくる会社の姿 1)ROI(投資利益率)から理解するROAとROE 2)収益性分析から見えてくる会社の姿【ワーク】 3)安全性分析から見えてくる会社の姿【ワーク】 5.財務分析の限界 ~数値で表せないもの 【第2講】2023年8月2日(水)「経営の意思決定と会計知識」/講師:金子 智朗 氏 1.会計の種類とそれぞれの目的 1)会計の種類 ・外部に報告するための「財務会計」 ・マネジメントに役立てる「管理会計」 2)避けて通れないIFRS(国際会計基準)の影響 2.財務諸表の見方・読み方 1)財務諸表の基本構造 ・主要3表の相互連関 ・貸借対照表(B/S):左右の関係と上下の関係 ・損益計算書(P/L):段階的利益計算と各利益の意味 ・キャッシュ・フロー 2)収益性 ・「収益性」とは資本利益率である ・2つの指標 ROAとROE ・ROAを分解する 実在企業の収益性分析【ケーススタディ】 3)生産性 ・生産性とは経営資源の活用度 ・ポスト資本主義時代の生産性の意義 実在企業の生産性【ケーススタディ】 3.意思決定のために会計をどう役立てるか 1)意思決定に役立たなければ管理会計ではない ・比較対象の明確化 損失額はいくらか【演習】 ・管理会計特有の埋没コストと機会コスト 追加受注するか否かの意思決定【演習】 2)管理会計をカタチにする 強化・撤退すべき部門はどれか【演習】 ・変動費と固定費を分ける ・固定費を個別と共通に分ける ・個別固定費を管理可能性で分ける ・共通部門の予算差異を分離する ・配賦について考える ・利益の源泉は顧客 組織戦略と管理会計【ケーススタディ】 4.「合理性を超える」意思決定 1)合理性のワナ 2)合理性を超えて成功したケース ・サムスン、グーグル、アップル 3)これからのガバナンスのあり方
受講料
SMBC経営懇話会 特別会員
税込 65,340円
SMBC経営懇話会 会員
税込 73,260円
それ以外の方
税込 83,160円